1986-03-20 第104回国会 参議院 文教委員会 第2号
○中村哲君 今の海部文相のお話にもありましたが、この初等の教育の対象になっている生徒というものは、まだ物の判断が、殊に社会的な問題については、大学生とは違いますので、そのことが昨日の家永裁判の中でも言われている教科書の内容について、大学生の場合には一応いろいろな社会的な判断を持っているんだろうけれども、そういう点がまだ未発達である。
○中村哲君 今の海部文相のお話にもありましたが、この初等の教育の対象になっている生徒というものは、まだ物の判断が、殊に社会的な問題については、大学生とは違いますので、そのことが昨日の家永裁判の中でも言われている教科書の内容について、大学生の場合には一応いろいろな社会的な判断を持っているんだろうけれども、そういう点がまだ未発達である。
具体的に申し上げますと、これは三月三日の読売新聞でありますけれども、「首相「新テスト」なお疑問表明 大学入試改革」という見出しで、 中曽根首相は二日、東京・新宿区の日本青年館で開かれた自民党婦人部活動者研修会で講演、大学入試改革について、「海部文相の立場もあるが、実質的に私の言うことが実現できるようにやりなさいと、文相を激励した。入学試験はどうしても変えなければいけない。
それこそ海部文相の大変な成果になっていくのではなかろうか、こう思うのですが、いかがでしよう。
海部文相の時代です。ところが、家庭の親からはゆとりのあることをやってもらったんでは進学ができないから、もっと英語の時間や数学の時間をふやしてくださいという請願が今日国会に山積みになっているんです。 こういうふうに、教育の問題というのは、一つだけを何となく直しても、結果的にはいろんな不満が多いということはよくわかります。
大臣も御承知のように、永井文相、海部文相当時から、入社試験の指定校制度というものを廃止したい、こういう方針を決められたようでありますが、その後、内藤文相の時代になって、この方針はどのように引き継がれているのか、それとも指定校制度の問題についてはもう手をつけないという段階なのか、その辺をちょっと御説明いただきたいと思います。
さてどう対処すべきかについてはきちんと検討するということが海部文相のお答えだったわけです。 そこで、その後五十三年度の予算等を見ますと一つの進歩があったんですね。文化財保護等の事務処理の文部省の費用の中で、へ、近代建築保存対策等の経費、その1に近代建築保存対策に四百八万三千円出した。それは日本建築学会が三十二の都道府県に現存する主な近代建造物の五千件をリストアップした。
去年、海部文相のときの一般質問におきまして、むしろ諸悪の根源は大学入試にあり、大学入試でクイズ番組みたいなものを出すものだから、あそこの入試にパスすることに専念すると、学校で余り真っ当に、聞くこと、話すことまでやっているのはまだるっこいというので、いま町の書店に行くとどんどん英語の特訓の、いわゆる私設の教科書みたいなものばっかりがよく売れるといったようなことになりがちだと思うのです。
○小巻敏雄君 海部文相の答弁はなかなか民主的な姿を持っておるわけですが、実際には三原長官の方ではいわば公式な態度表明として長官として意見交換の場で申し入れたということを公的の場所でも答えておられるわけですけれども、それでは事実と違うということになるわけであります。その政治効果はかなりのものですね。
○宮之原貞光君 それで、その協力の問題ですが、私も新聞報道しか存じませんがね、八月十一日のこの名古屋タイムズ、これは「海部文相に黒い疑惑」というこの大見出しですね。それからここに日刊ゲンダイもあるんです。これは夕刊紙ですね。
政府が企業に対してどのような態度をとるかということは、現在海部文相にしろ、それから福田総理にしろ指定校制についての批判的な考え方をされて、その解消の方向で物を言っておられるということが一つありまして、しかし現状、その政府の考え方をそのまま企業に押しつけるということは法律的にはできないことだろうと思いますので、そこで私は先ほど申し上げたように、国民的な世論という意味でこの企業の社会的責任ということを申
○岡本分科員 額が少し多くなったということでありまして、海部文相になってからどうも基本的な改革——特にあなたは三木内閣の重鎮であったわけですが、御承知のように憲法二十五条、ここには生存権、国民のすべては健康にして文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。それからまた二十六条には、教育を受ける権利、これが保障されておるわけですね。
○曽祢委員 永井文相の後を引き受けられた海部文相もそのお気持ちで、ぜひ初志を貫徹していただきたいと思います。 次に、教育改革と申しますか、教育に関するいろいろな課題が山積しているのですけれども、その中の主なるものを一つ一つ取り上げて御質問させていただきます。 第一には、義務教育とそれから高校段階におきまする教育の改革の問題であります。